サイコなカナダ人元彼 前編
ぼんそわーる★モモです!
前回のブログで、カナダ人の元カレの家族のお話をしましたが、今回はその元カレの話をしたいと思います。
ジャック(仮名)に初めてであったのは、私が大学の食堂でお昼ご飯を食べている時でした。
スマホを触りながら食べていると(行儀悪い)、いきなり目の前に顔を出してきて、
「何見てるの?」と話しかけてきました。
その日は適当に話をして何もなく別れましたが、数日後に偶然再会。
田舎の小さい大学で、そこが唯一の食堂だったので何度も同じ人に会うのはよくあることでした。
また会ったね、と話しているうちに仲良くなり、私が外国人だという事もあって、後日美味しいレストランに連れて行ってもらうことに。
そうして何度かデートをして、
「僕の彼女にならない?」
と言われ晴れてお付き合いがスタート☆
私たちは音楽の趣味が合い、好きなバンドの話をしたり、ベースギターを教えてもらったり、鬼ごっこをしたり(笑)、ごく普通のカップルでした。
付き合う前、付き合った直後のジャックは気が利いて優しくて面白い、よく笑うとても明るい人でした。
ところが…
毎日のように授業の後に会っていた私たちでしたが、ある日の朝、
「今日は1人で過ごしたい」
とメッセージが届きました。
(毎日同じ人と会ってたら暑苦しいしなぁ)くらいに思い特に気にもとめず、
「いいよ、じゃまた今度遊ぼう」と返事をしました。
それから夜になってもジャックからメッセージはなく、何か嫌なことでもあったかなぁと少々心配はしましたが、
(大人なんだから聞いてほしい悩みがあれば言うだろうし、わざわざ大丈夫かと聞くのもちょっとウザいか)
と考え、あえて何も言いませんでした。
しかし次の日の昼、ジャックから届いたメッセージにびっくり!
「今までモモに怒ったことはないけど、今すごく怒っている」
「なんで会いたいって言わないんだ?会いたくないのか?俺が嫌いなのか?」
っえ〜〜〜噓でっしゃろ???
気を利かせたつもりだったのですが…
ジャックは、私からのアクションを一日中待っていたようでした。
誤解を解くためにジャックの部屋を訪れると、彼は仁王立ちで私を待っていました。
190センチの巨漢なのもあり、いつもニコニコのジャックから笑顔が消えたのが怖くて、ひたすら平謝り。
なんとか許してもらい、その日からジャックの機嫌は元どおりになりました。
また別の日。
いつもは12:30頃に2人で食堂に行っていたのですが、その日友人と遊ぶ予定があった為、ジャックには「12:45に待ち合わせしてるから、先にご飯食べて行くね」と言っておきました。
ただ私は時間を勘違いしていて、実際の待ち合わせ時間は13:30だったことに途中で気づき、13時になっても食堂でのんびりしていました。
その時ジャックが遠くからこちらを見つめていることに気がつき、手を振ったところ、ジャックはそれを無視して食事を出て行ってしまいしまた。
無視したのは気のせいかなぁと思いながら13:20ごろに食堂を出ようとすると、出口のところにジャックがまた怖い顔で立っていて、
「おまえふざけるなよ」
とだけ言って早足で去って行きました。
この時すぐ追いかければ良かったのかも知れませんが、呑気なモモは
なんで!?!?!?
と思いながらも、友達との約束を優先し、ジャックを放ってそのまま出かけてしまいました。笑
夕方、部屋に戻ってスマホをチェックすると、ジャックから鬼のようにメッセージと着信履歴が。
メッセージの内容はどれも
「いますぐ俺の部屋にこい」
でした。
慌ててジャックの部屋に行くと、ジャックは私を見るなり
「また俺を避けたな?友達に会うなんて嘘をついて、俺から逃げたな!騙しやがって!」
と怒鳴り、持ってたビール瓶を床に投げつけました。
ぱりーん!
殴られる!と本気で覚悟しました、、
初めて恐怖で震えた体験でした(゚ω゚;)
デッカい男の人がキレてますからね、モモは身長が高い方で165cmありますがそれでも25センチの身長差、体重は私の倍くらいありましたし…
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さて、この後モモはどうなってしまうのでしょうか!
それはまた後編で。次回もお楽しみに〜!
モモでした!ちゃお☆
因みに、ビール瓶パリン事件はモモの人生で2番目に怖かった事件でした。
1番怖かったのはこの2年後のニューヨークで起こります…
でもその話はまだ秘密ʕʘ‿ʘʔ笑