カナダ人彼氏の家族に完全無視された話
へろー★モモです!
今日はモモの数多いトラウマの1つのお話をします。笑
モモは昔カナダにいたとき、190㎝のゴリラ風カナダ人の彼氏がいました。
元彼ジャック(仮名)も私も大学の寮暮らしだったのですが、ある冬の連休、ジャックが実家に帰省するのに付いていくことになりました。
彼の実家は、大学から車で高速を飛ばして90分程度の小さい町にありました。
その90分の車の中で、ジャックの家族の思い出などを聞き、私は緊張しつつもとても楽しみにしていました。
到着したのは夜中の2時ごろ。
家族は全員寝てしまっていたので、挨拶は朝にすることにしてその日は誰に会うこともなく就寝しました。
次の日の朝、ド緊張しながらリビングに出ましたが誰もいません。
ジャックの二人のお兄さんは地下室にいるよ、と言われ二人で地下室へ。
地下はゲーム部屋と音楽スタジオになっていました。
二人のこれまたゴリラっぽい兄二人はスマブラをしていたのですが、弟ジャックをみるとゲームをやめてすぐにニコやかに「おかえり!」と挨拶。
そこでジャックの後ろに立っていた私も、ニコニコ挨拶をしたのですが
お兄さんたちは急に真顔にもどり
「ああ、どうも。」
とそっけなく言っただけでした。
あれ?と思いましたが、ジャックは何事もなかったかのようにスマブラをプレイしだし、私はただモヤモヤしながら画面をながめていました。
15分ほどして、お母さんが地下にやってきました。
私はソファからあわてて立ち上がって挨拶をしたのですが、お母さんは少し驚いた顔をした後、挨拶も自己紹介も笑顔もなく、ただ
「朝食、卵とパンしかないけど適当に食べて」
とだけ言い、さっさと立ち去りました。
すでにこの時点でモモのガラスのハートはヒビだらけだったのですが、粉々にしたのはお父さんでした。(^^;)
朝食を食べにリビングにいくとテーブルにはお父さんが。
ジャックと私をみると、
「ジャック帰ってたのか」
とだけ呟いて新聞を読み始めました。
私はすぐに挨拶したのですが、こちらをチラとも見てくれませんでした。
聞こえてないはずはありません、、本当に空気扱い。
家族全員から歓迎されていないのは明らかでした。(ワンちゃん以外。笑)
でもそれに対してジャックはなにか言ってくれるわけでもなく、私はこの時点でもう帰りたい気持ちでいっぱいでしたが、学校からは遠いし、バスもなにもない場所だったので1人で帰る手段はなかったのです。。
さらにキツかったのは、また別の日にジャックとお兄さんがゲームをしていた時のこと。
暇すぎたモモはジャックの横のソファでウトウトしていました。
ただこの時、目を閉じていたものの耳は起きていたのです。
するとお兄さんの一人が、
「変な奴連れてきたな」
とつぶやき、ジャックはそれに対して
「うん、変な奴だろ」
と答えたのでした。
え?
ジャック私の事そう思ってたん?
なんで私ここに連れてこられたの?
なんでジャック少しも助けてくれないん?
と、味方ゼロだということが判明し、悲惨な連休となりました。
唯一の救いは、帰り際にお母さんが「また来てね」と言ってくれたことでした。(ぶっきらぼうでしたが)
お母さんにはちゃんと御礼が言えたのでよかったです。
空気扱いでしたが、ごはんやお風呂も頂いたわけですし、追い出されたわけではなかったので感謝はしています。
それでも、好かれていないことをあんなに全面的に態度に出されたのは初めてでした。
なぜあんなに嫌われたのかは分かりませんが、数年後Facebookで家族全員がトランプ大統領の熱心な支持者であることを知りました。(カナダ人だけど)
だから絶対に、とは言えませんが、ひょっとすると外国人嫌いなところがあったのかもしれません。
その後しばらくしてジャックとも別れてしまったので、あれからジャックの家族に会うことはありませんでしたが、正直もうあの場にはいきたくないです...
ところで、このジャックさんは中々のサイコパスでした。
付き合っている間週に数回は泣かされました!!!!!!こわ!!!!
その話はまた次回にでも。
今回はこれで。モモでした!みなさん台風には気を付けてくださいね!
ちゃお★